低気圧でだるさが抜けないあなたへ!疲労回復には睡眠が一番の解決策!
はじめに
最近、低気圧が続くと体が重く感じたり、だるさが抜けないと感じることはありませんか? 特に50代以降になると、低気圧による体調不良を感じやすくなり、何をしても疲れが取れないと悩む人が急激に増えています。低気圧の日にだるさや疲労感を感じる原因は、実は自律神経の乱れや、質の良い睡眠が取れなくなることが大きく関係しています。薬を飲んで症状を抑えることも一つの方法かもしれませんが、実際には根本的な解決には至らないことが多いのです。そこで今回は、疲労回復のために最も重要な「睡眠」にフォーカスし、低気圧でだるさが抜けないときにどうすれば良いのか、具体的な対策をお伝えします。最後の方では具体的なやり方を説明しています。また、睡眠状態がわかるチェックリストもあるので、ぜひ確かめてみてくださいね。
低気圧によるだるさが抜けない理由とは?
低気圧の影響で体がだるく感じることは、多くの人が経験することです。特に50代〜60代、70代〜80代と、年代と共に、体の変化でなおさら強く影響されることがあります。では、なぜ低気圧が体にだるさを引き起こすのでしょうか?
低気圧が体に及ぼす影響
低気圧が訪れると、気圧の変化によって自律神経が乱れ、体がストレスを感じやすくなります。これにより、だるさや疲労感が増し、体が重く感じられることがあります。50代以降は自律神経のバランスが崩れやすく、低気圧の影響を強く受けることが多いのです。
自律神経の乱れがだるさの原因
自律神経には交感神経と副交感神経があり、これらがバランスを取ることで体調を整えています。しかし、下の図のように低気圧の影響で交感神経が過剰に働くと、感情的になったり、リラックスできずに体が緊張した状態が続き、睡眠の質が低下し、結果としてだるさや疲労感が抜けなくなり昼間の眠気も起こりやすいのです。
睡眠の質が低下する理由
図の一番下に交感神経は「収縮」服交換神経は「拡張」とあります。朝から日中は活発に脳も体も働き行動できるのが交感神経優位な状態です。反対に夕方から徐々にリラックスモードの副交感神経が優位になると、神経の緊張をゆるませてリラックスモードにシフトチェンジしますので、1日の疲労度が軽減されていきます。遅くまで仕事をしている人は、治さらお手入れ習慣が必要です。
疲労回復には睡眠が一番!その理由?
疲れを取るためには、薬や一時的な対策ではなく、体そのものをリセットする「深い眠り」が大切です。では、なぜ睡眠が疲労回復に重要なのでしょうか
睡眠が体の回復を助ける仕組み
睡眠中、体は修復モードに入り、細胞の再生やホルモンバランスの調整が行われます。特に、深い眠り(ノンレム睡眠)の段階では、体の疲労を回復させ、エネルギーを補充する役割があります。そのため、睡眠の質が良いほどメンテナンスが行き届き、翌朝の体調が良くなります。
ぐっすり眠れる「ぐっすリズムケア」とは
「ぐっすリズムケア」は、30秒〜1分の関節ほぐしを行うことで、体も神経もリラックスさせ、深い眠りを促す自分でできるメソッドです。寝る前に実践すると、脳がリラックスして緊張がほぐれ、スムーズに眠りに入ることができます。1日のストレスはその日に解決!する毎日は、軽やかに動ける体を作ります。
腸内環境と睡眠の関係
腸内環境が整うと、睡眠の質も向上します。腸内の善玉菌はセロトニンの生成に関わり、セロトニンは睡眠ホルモンであるメラトニンの材料となります。したがって、腸内環境を整えることで、眠りが深くなり、排泄量も増え疲労回復も促進されます。1日一回排便は「便秘」です!ご存知ですか?
自分の睡眠状態をチェック!疲労回復に必要な睡眠とは?
私たちの体は、睡眠によって日中の疲労を回復させています。しかし、低気圧によるだるさを感じている方の多くは、実際には睡眠の質が低下していることが少なくありません。まずはご自身の睡眠状態を以下のチェックリストで確認してみましょう。このチェックを通して、今のあなたの睡眠が疲労回復に十分なものかどうかを確かめてみましょう。
自分の睡眠状態チェックリスト
以下の質問に当てはまるものを選んでいきましょう。
- 朝スッキリ目覚めることができていますか?
- 夜中に何度か目が覚めることはありますか?
- 寝つくのに30分以上かかってしまうことはありますか?
- 日中、眠気やだるさを感じることが多いですか?
- 寝る前に体が緊張している、リラックスできていないと感じますか?
- 肩こりや腰こりなど硬さや冷たさを感じますか?
- いつも頭で考えていると思いますか?
チェック項目の解説
- 朝スッキリ目覚めることができていますか?
朝の目覚めが悪い場合、睡眠の質が低下しているサインです。十分な回復ができていないと、朝から疲労感を感じてしまいます。 - 夜中に何度も目が覚めてしまうことはありますか?
深い眠りが得られないと、体がしっかりと回復できません。中途覚醒が多い場合、疲労が蓄積しやすくなります。 - 寝つくのに30分以上かかってしまうことが多いですか?
寝つきが悪いと、睡眠時間が短くなるだけでなく、睡眠の質も低下してしまいます。スムーズに眠りにつくことが重要です。 - 日中、眠気やだるさを感じることが多いですか?
日中の眠気やだるさは、夜間の睡眠の質が悪いことのサインです。しっかりと疲労を回復できていない可能性があります。 - 寝る前に体が緊張している、リラックスできていないと感じますか?
寝る前に体をリラックスさせることは、質の良い睡眠を取るために必要です。緊張したままだと、眠りが浅くなりがちです。 - 肩こりや腰こりなど硬さや冷たさを感じますか?
体のこりを放置していると、毎日コリが深くなり筋肉も硬直して解れないなってしまいます。寝る前に体をほぐし筋肉を緩めて寝ることが大切です。 - いつも頭で考えていると思いますか?
頭が常に動いている状態では、リラックスして眠ることが難しくなります。眠る前に考え事を手放すことで、深い眠りを得ることができます。
次に、睡眠の質を向上させるための具体的な方法について詳しく見ていきましょう。
ぐっすり眠るための簡単セルフケア方法
低気圧の日でもぐっすりと眠れるためには、日常生活に取り入れやすいセルフケアが効果的です。忙しい日々の中でも、短時間でリラックスできる方法を取り入れることで、睡眠の質を向上させることができます。ここでは、簡単に実践できるセルフケア方法をいくつかご紹介します。
「ぐっすリズムケア」の効果的なやり方
「ぐっすリズムケア」は、寝る前に1箇所30秒程度の関節ほぐしを組み合わせて、ゆらゆらゴロゴロするだけで、体全体がリラックスし、脳の緊張も緩めます。これにより深い眠りに導かれ、体の自然治癒力が高まります。
下の画像のやり方は、ストレッチのように伸ばすというよりも、体と平行(←→)にゆらゆらとゆすっています。
目を閉じて両手でゆらゆら自分の方へ揺するだけです。ゆすっている間に、お尻や太もも、腰、背骨などマッサージしています。足の持ち方も膝を片方ずつ持つなど、自由に選んでみましょう。片方の足も引っ掛けてやってみてください。硬い方がある場合は、硬い方だけもう一度行うと骨盤の歪みも調整されていきます。
1日1分の関節ほぐしはいつでも出来る!
仕事や家事で忙しい方でも、1日1分の簡単なケアで、深い眠りを得られるようになります。夜だけでなく、仕事や家事の合間にも解していくと、筋肉のコリや体の緊張、神経の緊張が減って眠りの質を改善します。
だるさや疲れを翌朝に持ち越さなくなります。
デスクワークで疲れたら、頭は前にだらりとリラックス。腕は前に 背中は後ろに丸めます。軽く腕とボディを前後にゆすります。呼吸は止めないで、吸ったら、ゆっくり吐きながら揺すってみましょう。
腸内環境改善でさらに効果を高める
腸内環境を整える「よくばり元気玉」を毎日のエネルギーアップに重要な役割を果たしてくれるご飯です。
太らない・消化がいい・栄養がぎゅっと詰まったパーフェクトごはんで、しっかり元気なウンコを出せば、ぐっすり眠るための体内環境がさらに整います。
お客様の声
「ぐっすり眠れるようになって、翌朝の疲労感がなくなりました!」
「以前は低気圧の日にだるくて動けないことが多かったのですが、『ぐっすリズムケア』を続けてからは、朝スッキリ起きられるようになりました。食の改善も同時に行っているので、効果も早いですね。」
「夜中に何度も起きていたのが、驚くほど改善されました!」
「短時間でもぐっすり眠れるようになり、体調が全体的に良くなったと感じます。以前はすごくストレスを溜めていたとわかってよかったです。」
「体の硬さがましになって、疲れにくくなりました!」
「ぐっすリズムを続けたおかげで、体がだんだんと温かくなって、体も軽く感じるようになりました。元気玉ご飯も美味しくて食事も簡単に済むので嬉しいです。」
まとめ
低気圧でのだるさや疲労感には、まず質の良い睡眠を確保することが大切です。薬で眠れても本来の睡眠の深さは得られていません。自力(じりき)睡眠は、自然治癒力を活かすための大切な要素です。腸内環境を整えることで、さらに深い眠りが得られ、体の回復力も高まります。
次回「低気圧シリーズ」は、気圧の影響で頭痛やめまいで辛い方にもおすすめの、「スマホ首改善」のぐっすリズムケアをビデオで、ご紹介しますね。
食リズム総研の所見
食リズム総研では、体と心を整えるために「食」と「リズム」と「睡眠」が重要だと考えています。腸内環境を改善する「よくばり元気玉」や、ぐっすり眠れる「ぐっすリズムケア」は、自然な方法で体をケアしています。健康の秘訣は自分の体のことを知ること、体は自然が大好きだということです。